この度は、分散型宿泊施設「NIPPONIA 鞆 港町」の開業にあたり、多くの方のご支援ご協力を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。

当施設の構想が生まれたのは、約3年前。
まずは1年ほどかけて、鞆町の人にとってこの事業がどのような影響を与えるのか、また、町の暮らしや文化・歴史を次世代へと繋いで行くために我々ができることは何かと何度も話し合いました。
そして、進むべき方向性、実現したい内容が固まってきた２年前から、町の方々への事業説明を開始いたしました。

新たな取り組みを行う者としては、町の方々へ不信感や不安感を与えることは本意ではない為、何度も貴重なお時間を頂戴し、説明させていただきました。開業後も、自分達の想いや取り組みを皆様と共有し、よりよい事業のあり方を探っていきたいと考えております。
そして何よりも、当施設の事業継続を重視しています。事業の継続が、我々の想いを伝えていく手段となり、町の方々と一緒に町の未来を考える機会を創ると考えるからです。これから鞆町は、今以上に「住んでみたい」と思う人が増える町になると信じています。

町の暮らしを次世代へと繋ぐ為に、事業の継続に力を注ぐ。
宿泊事業にとっては厳しい世情の中での開業となりますが、町の住民を一人でも増やすことを目標に、鋭意努力して参ります。
今後も当施設の成長を見守り、そして共に歩んでいただけますと幸いです。

株式会社hitohi
代表取締役 出原昌直 星野新治